今日のブログは実際のひだまりeyesを使用している発電事業者様（エンドユーザー様）から嬉しいメールを頂きましたので、ご報告させて頂きます。

以下メールの本文

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「ひだまりeyes」のパワコン毎推移は発電に異常がないかを確認するのに
大変重宝しております。
実際に役に立った例として、
冬季に特定パワコンの発電量が低かったのでパワコン毎推移で調べてみると、
朝の10時ごろまで問題があることが分かり、
これにより当該パネルに東南方向の信号機の影が影響していると推定されました。
最近ではこのパワコンの発電量が他と同等であることより、
信号機の影響に間違いなかったのではと考えております。

今後も「ひだまりeyes」をしっかりと活用させて頂きます。

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以上ここまで。

ここで私が嬉しかった事は　ひだまりeyes　の機能云々ではなく、

エンドユーザー様が自分自身で不具合を推測して判断が容易に出来たこと

です。私はこのお客さまと直接面識があるわけではございません。しかも上記発電量のことでも一切やりとりをしておりません。

ここで重要なのは

・監視装置を付けたことでお客さま自身で不具合があるかも知れないと言うことに気がつける（現象の把握）

・なぜそうなるかを推測する（仮説を立てる）

今回の場合は午前10時までの東南方向の信号機の影かな？と推測

なぜなら午後は綺麗に発電しているからパワコンの不具合ではなさそうと推測出来る。

・別の角度から検証して

今回の場合は影の影響がなくなる4月以降で検証する

・仮説の裏付けを取る

発電量が一緒になったことにより仮説が正しいことが証明される。

と言う流れがお客さま自身で容易に出来たことです。

本当に嬉しかったです。

改正FIT法を踏まえ近年はO&M（オペレーション　アンド　メンテナンス）の重要性が高まりつつあります。

法律が改正されたことよりも実際には

発電事業者として、発電所の適正な維持・管理を可能な限り自分で行い、本当に不具合が起きたときに販売店様に相談するという流れが一番の理想の形だと思います。

そのお役にひだまりeyesが立てるのであればこんなに嬉しいことはありません。

これからも色々な角度から推測出来るようなブログをお伝え出来るように日々精進していきます。

発電所も監視装置も付けてからがお付き合いの始まりです。

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武井　理

代表取締役 ： 株式会社タケイエナジー

ひだまりeyes開発者。ＦＩＴ開始時から産業用太陽光の設計・施工・販売をすべて手がける。当時から理想の監視装置を探すが、いい物がなくて絶望。ならば自分自身が理想の監視装置を作ろうと一切の妥協を排して理想の監視装置を開発。現場の最前線を知る、太陽光発電のプロフェッショナル。

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