【徹底比較】エコめがねとひだまりeyesの違いとは?

今日はよく聞かれる。 エコめがねとひだまりeyesの違いを検証したいと思います。

【会社概要】について

エコめがね

開発・運営会社の規模がすごい。NTTスマイルエナジー。企業概要見ますと

設立 平成23年6月1日 NTT西日本(株)とオムロン(株)の共同出資により設立。

資本金 1億円

主要株主 西日本電信電話株式会社(66%) オムロン株式会社(34%)です。

お口あんぐりです。一部上場の企業二社が設立した会社です。企業の信頼・安定性は抜群ですね。また設立も平成23年です。産業用太陽光が始まったのが、平成24年7月ですので、その1年前に設立されております。

産業用がスタートした当初遠隔監視装置でメジャーなものは事実上エコめがねしかなくて、スタートのメリットを活かして事実上、監視装置のトップシェアを走っております。

 

対して株式会社タケイエナジーはと申しますと

設立 平成25年4月18日 有限会社タケイ電器から独立

資本金 100万円

主要株主 代表取締役 武井 理

です。はい、完敗です。会社規模では太刀打ちできませんね。ブランド力や、企業名で選択するならエコめがね一択ですね。

 

【監視性能】に関しまして見てみましょう。

エコめがねは低圧一区画の監視になります。CTセンサーを用いて、総発電量を計測します。一部のパワコンしかパワコン毎の監視はできない模様です。

ひだまりeyesはパワコン毎の監視は全てのパワコンで可能です。また、RS485通信とCTセンサー形式に対応しており、CTセンサーも電流値を計測するだけではなく、電圧値も計測するので kwhの計測の値が非常に正確です。(エコめがねは電流のみ)

こちらに関しましては、僭越ながらひだまりeyesの方が優れていると言えますね。私の開発のポリシーとして、ひだまりeyesの画面を見るだけで正常に発電していると言えますか?という命題に常に向き合ってきました。全てのパワコンが正常に発電していることが証明できないと全体の発電量が正しいとは断言できません。ましてや20年以上の発電設備。壊れないパワコンはあり得ません。

ひだまりeyesは全てのパワコンの発電量を把握します。

この部分でひだまりeyesはエコめがねよりも優れていると言えますね。

 

【エンドユーザー監視画面について】

エコめがねの監視画面を見てみましょう。

エンドユーザー様向け画面はこちら

エコめがねHPより

イラストがありかわいらしい画面ですね。今日の発電と月の発電が見えるようになっています。

対してひだまりeyesはこちら

 

画面はシンプルで、複数発電所の一括表示・パワコン毎の発電量表示など、色々な表示を切り替えることができるようになっています。プロフィール写真(ここではひまわり)、フッダー画面(ここでは草原)は変更出来るようになっています。ここは好みが分かれますね。

かわいい絵がいいならエコめがね。しっかり発電所の管理をしたいならひだまりeyesという感じです。

【販売店監視画面】

えこめがね

エコめがねHPより

こちらは数値として複数発電所を管理できるようになっています。

 

ひだまりeyesはこちら。ひだまり指数で比較なので一目瞭然

もっとたくさんの発電所も同時に一括監視できます。

(画像はスマイルあわじ様のお客さまの一括監視です。)

こちらはグラフとして複数発電所を管理できるようになっております。

 

一覧表がいい方はエコめがね。1kw当たりの発電量に換算して、目で見てすぐにわかるのがひだまりeyesとなっております。

 

【料金プラン】

エコめがねは

既にネット回線がある場合の固定回線用10年プランと

インターネット回線のない設備に向けた3G通信回線費用込みの10年プラン

本体無料で月々払いのプランがありますね。

対してひだまりeyesは

3G・LTE対応の年間払いプラン

の1パターンになります。エコめがねは既にネット回線がある方には有利な価格で使えますし、プランの豊富さが魅力ですね。

ひだまりeyesは1プランしかございませんが、3Gサービスの終了を見越したLTE対応となっております。

こちらも好みが分かれますね。

 

【監視カメラ】

エコめがねは監視カメラは接続不可です。ひだまりeyesは月額費用はそのままで監視カメラを接続することが可能です。

台風のあとや大雪時、発電所の様子が見える監視カメラが接続できることは非常にメリットとなっております。

こちらはひだまりeyesの方が優れていますね。

 

【複数区画管理】

一台のエコめがねで監視できるのは低圧1区画のみです。

ひだまりeyes一台で高圧の発電所も監視可能です。また、パワコンもCTセンサーバージョンなら最大99台まで監視可能。RS485通信バージョンなら30台可能です。こちらもひだまりeyesの方が優れていますね。

 

いかがでしたか?

大手の安心感、かわいい監視画面、10年間の費用前払いがいい方はエコめがね。

さまざまな情報を表示できて、見た目でわかりやすく、尚且つカメラが設置可能の方がいい方はひだまりeyesになりますね。

言い換えると、エコめがねは簡易データ表示、ひだまりeyesは詳細データ表示。表示するデータの質の違いとも言うことができますね。

※これはプロ目線でみた武井が実際に比較してみた個人の感想です。


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武井 理

武井 理

ひだまりeyes開発者。FIT開始時から産業用太陽光の設計・施工・販売をすべて手がける。当時から理想の監視装置を探すが、いい物がなくて絶望。ならば自分自身が理想の監視装置を作ろうと一切の妥協を排して理想の監視装置を開発。現場の最前線を知る、太陽光発電のプロフェッショナル。