ひだまりeyesCT完成しました

皆様お待たせしました。ひだまりeyesCTバージョンが正式に完成しました。

特徴として

1.施工が簡単(オムロン KM-N1-FLK使用)

2.パワコン毎に監視が出来る

3.その場で正常に稼働しているかがすぐにわかる

です。

それでは順にご説明します。

下の写真のような形で出荷します。

P1000930黒い機械が電流・電圧・発電量を計測する計測機(ロガー、電力量モニタともいいます)です。写真では黒い小形のユニットが6台ついています。一台当たり、2個のパワコンを監視することが出来ます。なのでこの場合は12台までのパワコンを監視することが出来ます。普通はパワコンが5台あるいは、9台なので、電力量ユニットが3台連結か5台連結が多いですよね。

下のグレーのコードとひだまりeyes本体が接続されます。上から伸びている赤・白・青のコードを子ブレーカーの(R N T)に取り付けます。

実際に接続してものがこちらです。

P1000971

この現場はパワコンが8台なので計測ユニットは4個になります。底面の接続端子に青いケーブルを差し込んで反対側にCTセンサーが4つついているので1台目のブレーカーのR相、T相にそれぞれ一個取り付けます。2台目のパワコンも同様です。

P1000972

アップした写真がこちらです。CTセンサーには向きがあります。正しく取り付けてください。

ひだまりeyesCTのすごいところはこちらです。

P1000975

その場で瞬間発電量(瞬時値)が確認できます。上記写真では

2番目のパワコンが4.724kw

3番目のパワコンが4.661kw

5番目のパワコンが4.671kw

7番目のパワコンが4.675kw

を示しています。パワコン本体にも瞬間発電量が表示されているのでそれと比較すれば一目瞭然です。

正しく接続している場合、ほぼ同等の数値を示しています。

工事も安心ですね。

 

CTセンサー計測だと誤差がすごいあると心配されている方が見えます。弊社は上記発電所にひだまりeyesをRS485計測バージョンとCTバージョンを二つ付けています。各発電所の発電量が以下になります。

CTバージョン 一日の発電量 253.9kw

WS000048RRS485バージョン 一日の発電量 258.9kw

WS000049

数値上の誤差2%です。しかしパワコン直下の発電量の値は電線の抵抗でロスが数%あります。数%落ちたあとの値をCTバージョンは拾っているので限り無く同じと言っても良いですね。

ひだまり指数で見てもほぼ一緒です。ポイントは電流値を計測しているだけでなく、電圧も計測しているのでより正しい値を取得できます。

WS000050

他の監視装置は主幹ブレーカーのみにCTセンサーがついている場合が多いですね。ただその場合、一つのパワコンのブレーカーが落ちていても気づくことがわからないかと思います。

ひだまりeyesはメンテナンス装置を目指しておりますので各パワコンの数値を把握することは譲れないところです。

CTバージョンは理論上99台まで接続できます。実績としては既に28台で監視が出来ております。

お値段は通常のひだまりeyesに追加してパワコン一台当たり15000円の追加になります。

上記比較はいつでも皆さんで確認が出来ます。

http://hidamari-eyes.com

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です。

以上よろしくお願いします。

 

 

 

 


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武井 理

武井 理

ひだまりeyes開発者。FIT開始時から産業用太陽光の設計・施工・販売をすべて手がける。当時から理想の監視装置を探すが、いい物がなくて絶望。ならば自分自身が理想の監視装置を作ろうと一切の妥協を排して理想の監視装置を開発。現場の最前線を知る、太陽光発電のプロフェッショナル。