追尾式架台の太陽光発電所の一日当たりの発電量

2016年6月3日は非常に好天に恵まれました。

通常、好天時のひだまり指数(1kw/1日当たりの発電量)は7.0も出れば御の字であります。なので初期設定時の複数の発電所の一括管理における縦軸は7.0で出荷しております。

先日のブログで追尾式は7を突き抜けるということで縦軸の数値を変更出来るようにしたのですが、さっそくすごい数値が出ました。

スマイルあわじ様の発電所の添付のグラフをご覧下さい。

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なんとひだまり指数が9.24! 1kwのパネルが一日あたり9.24kw発電する計算になります。ここの発電所はパネル容量としては52.8kwです。ほぼ過積載無しで52.8kwのパネルとして1kwあたり9.24kw発電しております。さらに下のひだまり指数9.24kwの発電所にフォーカスしたグラフをご覧下さい。

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1日に488kwh発電して、9時から2時頃までほぼフル発電。台形のような発電状況です。やはり最近の50kw未満の発電所のトレンドとしては追尾式か過積載がひとつの解になるのがこのグラフからもわかりますね。ちなみにもう一度上の画像のスマイルあわじ様の発電所を一括で表示している画面をご覧下さい。上の二つが追尾式で正常運転。下の二つが固定架台で正常運転というのが一目瞭然でわかります。

発電量の軌跡は物語ります。ひだまりeyesであればワンクリックで全ての発電所が正常運転しているかどうかがわかります。

正常運用のために、メンテナンスや監視は必要ですが、管理はある意味時間であり、コストです。それを20年積み上げたら、莫大な時間になると思います。複数発電所をワンクリックで一元管理、一度使ったら手放せません。複数発電所のメンテナンスには必須です。

常に現場目線で販売店様お客様の負担を減らす監視装置を目指します。

 


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武井 理

武井 理

ひだまりeyes開発者。FIT開始時から産業用太陽光の設計・施工・販売をすべて手がける。当時から理想の監視装置を探すが、いい物がなくて絶望。ならば自分自身が理想の監視装置を作ろうと一切の妥協を排して理想の監視装置を開発。現場の最前線を知る、太陽光発電のプロフェッショナル。